アルダーン大陸を二分した「灰の戦争」から二十年。勝者なき停戦を経て、諸国は緩やかな盟約のもとに秩序を保っていた。だがその均衡は、滅亡したはずのヴェルナ王国の末裔を名乗る少年の出現により揺らぎ始める。
傭兵団の元副官セルジュは、少年の真偽を確かめる密命を帯びて北部辺境へ向かう。道中で出会う元騎士、商人、追放された聖職者。それぞれの過去と思惑が交差するなかで、大陸の地図が静かに塗り替わろうとしていた。
長編 — 星喰いのクロニカ
新人少尉エリオットの奮闘記。
短編・外伝は、本編の読後に拾える補助導線として少しずつ整備していきます。